『適応障害』になり会社をずっと休んでます。第3回
不安しかなかった精神科受診
とにかく嫌でしたね。すぐにでも帰りたい心境です。そうしていよいよ順番が来ました。
仕事内容、家族のことなどいろいろ聞かれました。
昨日会社であった事を正直に話、そのすぐあとから今までにない量の汗が吹き出して気分が悪くなったこと。その夜から翌日の現在まで手足に痺れがあること。それらを話したら先生から
「それは昨日のことがきっかけだと思います。しかしそれは今までの仕事場でのストレスが積もってしまったものと思います。少しの間仕事休んだら良いと思いますよ」
先生の診断ではストレスに身体が耐えられなくなり症状にでていると言うものでした。
その後先生から言われた言葉は
「休むのも良いですが、いっそ今の仕事辞める事も考えておいてください。」
私が生活もあるし簡単にやめられないと言うと
「すぐに決めなくて大丈夫ですよ。すぐに復帰できる人もいます。ただ状況が同じだとまた同じことになる可能性があるので、今はしっかり治しましょう」
休職しても大丈夫です。
私は仕事も気になりましたし、給与的にもやはり考えてしまいます。ただ単にお休みなら楽しいでしょうが、それ以上に考えることが多くなりそうでした。
しかし先生は保険から給与の2/3は出ますから、ゆっくり休んで旅行でもして、自分のために時間を使っていくのも人生の中では大切だとおっしゃってました。しかし私はそんな気分になれません。
「どうしよう。どうしよう」
そんな言葉が頭を廻りました
とりあえず2ヶ月間休みましょう
そう言って診断書を書いていました。私は1週間ぐらいと思っていました。聞いた時は驚いたとしかいえません。
「えっ。先生長くないですか?とりあえずって」と聞くと「それくらいな最低かかります。大丈夫と思っても、またなにかあるとすぐに同じようになる場合が多いので今はゆっくりしましょう」
今考えたら、そうとう私はまいっていたんだと思います。
眠れない日もたくさんありました。私がまじめ過ぎる性なのか悩むことも多く、ストレスに強いなんて自分で思っているだけで身体には影響が少しづつ溜まっていたんですね。
先生からは
ゆっくり休むこと
夜は眠ること
仕事のことは考えないこと
薬を飲むこと
以上でした
私は薬を飲みたくない
最初にもいいましたが、私はそんな病気ではないって思っていました。きっと私はちょっと調子が悪いだけ、そう思うようにしていました。
しかしその夜から眠れない日が続きました。3時から夜が明けるまで眠ることはできなくなり、3日目から薬を飲むことにしました。しかしまだ仕事のことは気になりましたし、電話があれば対応していました。ゆっくり休む気持ちにはなかなかなれませんでした。
つづく