世の中おかしいことだらけ

世の中には納得いかないことってたくさんありますよね。ニュースやワイドショーでも「えっなんで」と思うことばかりです。そんなことを少しずつ書いていきたいと思います

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『適応障害』になり会社をずっと休んでます。第2回

うつ病なのか脳の病気なのか?

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翌日、会社は休むことにして病院に行くことにしました。

なにが身体をこのようにしているのか不安がさらに大きくなっていました。異常がはっきりとしている反面、「いや。そんなはずは無い」と自分に言い聞かせながらどこの病院に行こうか迷っていました。

 

精密検査もできる大きな病院に行くか、とりあえず近くの個人病院に行くか。

 

私は絶対にたいした事であるはずないと自分に言い聞かせて近くの個人病院に行きました。

 

「ちょっと疲れているだけですね」と言うような言葉を期待していたんだと思います。

 

個人病院は内科のある病院へ

ここの先生は近所でも評判の良い先生です。私の知り合いも風邪と思っていた人の異常を見つけて、脳の病気に気がついてくれた為、初期の段階で治療にあたれました。「もしもの事があるので、すぐに○○病院で検査を受けてください。」と言われたそうです。検査機器の揃った大病院に転院と言われ驚いたそうです。風邪だと思っていたんですから当然ですよね。

 

待合室で症状などを記入して、診察となります。

昨日の帰りに異常な量の発汗と夜から手足の痺れなどを話しました。そして会社での出来事も話ました。手足を触診した後で「では紹介状を出しますから専門医のいるところに行ってください」先生に言われた瞬間『俺はやっぱり死ぬような病気なのか』と思っていました。

先生は「じゃあ心療内科か精神科のある病院で知っているところはありますか?無ければ○○病院に行けますか?」私は先生から紹介された病院に午後から行くことにしました。

 

頭の中で巡る考えが渦巻いた

その時は「俺が精神科だって?嘘だろ。そんなとこに行きたくない」としか思えません。身体に異常は感じますが、走ることができるぐらい身体はなんともありません。私は家に着いてから4ヶ所も他の病院に電話をして診察を今からしてほしいと予約を入れました。「きっと違う診断になるはず」と思おうとしていました。今考えれば4ヶ所にも迷惑をかけてしまい申し訳無かったと思います。

 

その時の頭の中は精神科や心療内科に行かないといけないと言う苦悩と、脳梗塞などの病気でなかったことな安堵がぐるぐると回っていました。

 

1時間後、やはり紹介状を出して貰った病院に行くことにしてすぐに4ヶ所の病院にキャンセルの電話をいれました。

 

その時はどうしてあんなに慌てていたんでしょうか。病院に行ってただ安心したいと言う思いだけが私の中にありました。たぶん電話の内容も普通じゃなかったと思います。

 

午後3時から来た精神科は私にはみんなが異常者に見えた

午後の診察は内科外科の外来はなく、精神科のみ外来の受付をしていました。私にはここに来ている事自体が大変なストレスでしたし、「まわりのやつと俺は違うから」そう思いながら待合室にいました。

 

急な予約だったため受付の人に「少しお待ちいただくかも知れませんよ」と言われていました。3時になりましたがまだ呼ばれません。5時になりやっと呼ばれました。今日は診察に特に時間がかかったそうです。その時間が自分が精神病患者として見られていることに堪えられない思いでいっぱいでした。

 

「とりあえず2ヶ月ぐらい自宅療養の診断書を書きましょう」

先生との話は次回詳しく書きます。

 

私は休むにしても長くて1週間ぐらいと思っていました。「2ヶ月も?とりあえずって?」

 

そうして私の休職が始まりました。

 

つづく